初めて海外旅行へ行くとき、
「スリって本当に多いの?」
「パスポートや財布はどこに入れればいい?」
「リュックを背負っていても大丈夫?」
と心配になる人も多いと思います。
私は海外生活25年、世界10か国以上に住み
海外旅行は30か国以上してきた経験があります
そして実際に、
- バッグを切られて中身を盗られた
- スペインのバスでスマホを抜き取られそうになった
- リュックザックを後ろから開けられた
という経験があります。
海外旅行で大切なのは、必要以上に怖がることではなく、
狙われにくい持ち方をすること。
そして、万が一盗られても全部を失わないようにすること。
だと思っています。

私は実際に被害や未遂を経験してから
海外での荷物の持ち方がかなり変わりました!
対策①|貴重品を「1か所」に置かない
私が一番気をつけているのは、
貴重品を全部を1か所にまとめないこと
です。
例えばカバンの中に、
- 現金全部
- クレジットカード
- Wiseデビットカード
- パスポート
- 携帯
をまとめて入れていて、そのかばんを盗まれたら、一度に全部なくなります。
そのため私は
普段使う財布
→ 少額現金+カード1枚
ホテルの金庫
→ パスポート、残りの現金
携帯
→ストラップで服の内側にいれる、予備のカード
というように分ける考え方をしています。


盗られない工夫と同時に、
“盗られても旅行を続けられる状態”を作っておくことも大切です
対策②|バッグを身体の後ろ側に掛けない
私が特に気をつけるようになったきっかけがあります。
以前、ウォータープルーフバッグを身体の後ろ側に掛けて歩いていました。
ファスナー(入り口部分)もしっかりと閉めていたので、
自分では特に危ない持ち方をしている意識はありませんでした。

ところがバッグそのものをナイフのようなもので切られ、中身を取られたことがあります。この経験から「ファスナーが閉まっているから安全」ではないと強く感じました。
身体の後ろ側は、自分から何をされているか見えません。
特に、
- 人混み
- 駅
- 地下鉄
- 市場
- 観光地
では、バッグを身体の前側に持つようにしています。

バックは体に接していたのに全然気がつきませんでした。
鞄は前掛けが基本です!
対策③|外側ポケットには貴重品NG
バックパックは海外旅行ではとても便利です。ただ、私は旅行中に何度も、
後ろからファスナーを開けられたことがあります。
バックパックの弱点は、自分から背中側が見えないこと
特に、
- 満員の電車
- バス
- 市場
- 観光地の行列
など、後ろに人が近づく状況では注意しています。
そのため、財布・スマホ・パスポートなどを外側の簡単に開くポケットには入れないようにしています。

外側ポケットには、ハンカチやティッシュ、リップなど
貴重品以外を入れているよ!
対策④|「スマホケース安心」ではない
スペインで友人とバスに乗っていたときのことです。
スマートフォンをケースに入れて首から下げて持っていました。たまたま携帯を見ようと思って手を伸ばしたところ、
後ろにいた人が、すでに私のスマホをケースから抜いて持っていました。
その場で気づいたので返してもらえましたが、もし数秒気づくのが遅かったら、そのまま持っていかれていたと思います。
この経験から、スマホケースに入れていても安心ではない
と意識するようになりました。

首からかけるときは、携帯ごと服の中にしまう
携帯が肌に触っていることを意識してるよ
対策⑤|財布をズボンの後ろポケットに入れない
スマホと同じで、財布をズボンの後ろポケットに入れる
のも避けた方が安心です。
自分から見えないうえ、
人混みでは誰かと身体が触れても違和感に気づきにくいからです。

男の人にコレをする人が多いけど
本当に危なっかしくて見てられません!
対策⑥|バッグを椅子に掛けない
海外旅行中は、レストランやカフェで気が緩みやすいです。
例えば、バッグを椅子の背もたれに掛ける
席を離れなければ大丈夫と思っていても
ターゲットにされれば気が付かないうちに中身をスラれます
また、スマホもテーブルの端に置きっぱなしにしない方が安心です。
対策⑦|歩きスマホをしすぎない
海外ではGoogleマップをよく使います。
私も旅行中はかなり使います。
でも、
地図だけを見ながら長時間歩くのは避けています。
周囲が見えなくなるだけでなく、「土地勘のない旅行者です」
と分かりやすくなるからです。
私は、
少し歩く
↓
安全そうな場所で止まる
↓
地図を見る
↓
また歩く
という使い方をすることが多いです。

地図ばかりを見ずに景色を楽しむように
迷うのも旅の楽しみです♪
対策⑧|知らない人に突然話しかけられたら、バッグから意識をそらさない
スリは、一人でこっそり財布を抜くだけではありません。
一人が話しかけ、その間に別の人が荷物を狙うというケースもあります。
例えば、
「服が汚れているよ」
「これ落としたよ」
などと突然話しかけられたときです。
親切な人ももちろんいます。
ただ、私はそういうときほど、
まずバッグ・財布・スマホの位置を確認する
ようにしています。
対策⑧|現金を大量に持ち歩かない
私は海外旅行では、カード+必要な分だけ現金
という形を基本にしています。
現金は盗まれたら、基本的に戻ってきません。
そのため「念のため現金を大量に持つ」
よりも、必要な分だけ持ち、残りのカード決済をする
方が安心だと思っています。
特に欧州ではカード文化なので
現金を全く持たずに旅することもあります

海外で使うカードは
手数料が安いWiseがおススメです
海外旅行にWiseは必要?初心者におすすめする理由
パスポートはどうする?
パスポートについては、コピーを持ち歩くようにしています。
あとは携帯の写真にも保存してあります。
基本は現物のパスポートはホテルの金庫にしまうようにしています
万が一パスポートを盗まれた場合は海外旅行でパスポートをなくしたらで手続きを確認できます。

移動するときに
金庫の中身を確認するのを忘れないようにね!
スリ対策グッズは必要?
防犯バッグやワイヤー、ウエストポーチなど、さまざまな防犯グッズがあります。
ただ、私は実際にバッグを切られた経験があるので、
「このバッグを買えば絶対安全」
とは考えない方がいいと思っています。
どんな防犯対策をしていても、切られてしまえば意味がありません。
まず優先したいのは、
バッグを前に持つ
貴重品を分散する
簡単に手が届く場所に入れない
荷物から離れない
という基本的な行動です。
もしスリに遭ったら?
被害に気づいたら、まずは自分の安全を優先します。
犯人を追いかけたり、無理に取り返そうとするのは避けます。
そのうえで、
カードが盗まれた
→カード会社に連絡して利用停止
Wiseカードを盗まれた
→アプリからカードを凍結
パスポートを盗まれた
→現地警察
→日本大使館・総領事館
保険を使う可能性がある
→警察で被害届やポリスリポートを取得
という対応をします。
私が30か国以上旅して感じること
海外旅行に慣れてくると、「この国は危険」 「この国なら安全」
と単純に分けるのではなく、
同じ国でも場所や時間、人混みの状況によって注意の仕方を変える
ことが大切だと感じます。
私も、
バッグを切られたことがあります。
スペインのバスでスマホを抜き取られそうになったこともあります。
バックパックを開けられそうになったことも何度かあります。
だからといって、海外旅行中ずっと怖がっているわけではありません。
むしろ、危ない持ち方をしないことを習慣にして、あとは旅行を楽しむ
ようにしています

怖がるためのスリ対策ではなく
安心して旅行を楽しむための準備だと思っています
まとめ|スリ対策は「後ろに置かない・全部まとめない」
海外旅行のスリ対策で、一番大切なのは、
絶対に盗られない方法を探すことではありません。
盗られにくい持ち方をする。
そして、
万が一盗られても、全部を一度に失わない。
この2つが大切だと思っています。
私のような経験をしないためにも、
海外では”荷物の持ち方”を少し変えてみてください
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この記事で確認した公式情報
外務省 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
各国・地域の安全対策基礎データ
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.html
情報確認日:2026年9月20日
※渡航先によって治安状況や注意点は異なります。出発前に外務省海外安全ホームページなどで最新情報をご確認ください。
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